青汁で鉄分を補給して貧血予防

貧血を予防するために鉄分補給をサプリメントに頼っている方は多いのではないでしょうか。日本人で貧血になっている方の割合は高く、特に女性は月経などの影響で男性よりも高くなっています。鉄分の補給は食事のメニューをしっかりと意識していないとなかなか難しく、1日に推奨されている量を摂取できている方は多くありません。日頃から鉄分補給にお困りの方におススメなのが青汁です。青汁で鉄分補給をするのは意外かもしれませんが、効率的な鉄分補給ができますので詳細を説明していきます。

鉄分不足は身体に大きなダメージを与える

身体の中で鉄分の主な役割は「ヘモグロビン」を作ることです。ヘモグロビンは血中の赤血球の中にあって酸素を運ぶ役割を持っていますので、鉄分が不足すると全身が酸素不足になって様々な影響が出てきます。身体の臓器は酸素が不足すると機能が低下しますし、肩こりやめまいを起こしたり、疲労の回復がスムーズにできなかったりして健康面に大きく影響します。立ちくらみも脳への酸素不足が原因で起こりますし、集中力の低下や神経が過敏になるなどの精神的な面にも影響を及ぼします。その他にも新陳代謝がうまくできないために肌トラブルが起こったり、1日の消費エネルギーが減り太りやすい体質になったりします。鉄分が不足しても立ちくらみするだけと軽く考えている方もいらっしゃいますが、鉄分不足の影響は全身に及びますのでしっかりと補給したい栄養素です。

青汁に含まれるビタミンが鉄分の吸収を助ける

1日に補給しないといけない鉄分量の目安は男性で7mg、女性で10mg とされています。男女で補給量に違いがありますが、女性の場合は月経があるため少し多めの補給が必要です。
この補給量の根拠ですが、鉄分は汗や尿などによって毎日1mgほど排出されると言われています。鉄は体内で再利用されるので、本来この1mgを毎日補えば問題がないと言えるのですが、鉄分は補給しても10%程度しか身体に吸収されないため、排泄される量よりも多い量を補給する必要があるのです。

鉄分は吸収率が低いことが不足しやすい原因の1つになりますが、青汁を飲めば効率よく鉄分補給ができます。なぜ青汁を飲めば効率よく鉄分を補給できるのかというと、青汁は大麦若葉やほうれん草、小松菜など鉄分含む原料が使われているからです。さらに、青汁に豊富に含まれているビタミンCは補給した鉄分が吸収されやすくなるようにサポートをする効果があります。青汁を飲むことで鉄分の補給と、その吸収を助けるビタミンCを同時に摂取できることから青汁は鉄分補給の強い味方といえます。
また、ビタミンCは水や熱に弱い性質を持つ栄養素なので、洗ったり炒めたりする普段の調理では多くが失われています。しかし、青汁を水で飲めば野菜に含まれているビタミンCは失われることなくそのまま補給することができるので、鉄分とビタミンCを効率よく補給することができます。

さらに、貧血対策にはヘモグロビンを作る必要がありますが、ヘモグロビンは鉄分とたんぱく質から作られています。このヘモグロビンの合成にはビタミンB6は欠かせない栄養素ですので、ビタミンB6が欠けてもヘモグロビンが作られず貧血に陥ります。青汁はビタミンB6を豊富に含んでいるので鉄分の補給をサポートするだけでなく、ヘモグロビンを作り貧血を予防するのには最適な健康食品といえます。

青汁で鉄分不足以外の貧血も予防できる!

貧血は鉄分を補給すれば予防できると考えがちですが、貧血の種類は原因別で4つあります。

  • 鉄欠乏性貧血
  • 再生不良性貧血
  • 巨赤芽球性貧血
  • 溶血性貧血

この4つのうち、青汁を飲むことで再生不良性貧血以外の鉄欠乏性貧血・巨赤芽球性貧血・溶血性貧血を予防できると考えられます。鉄欠乏性貧血は前項で詳しく説明しましたので、巨赤芽球性貧血と溶血性貧血をなぜ青汁で予防できるのかを説明していきます。

巨赤芽球性貧血

巨赤芽球性貧血は赤血球の数が減少したり赤血球のDNAエラーを修正したりする機能が低下した結果、酸素を正常に運ぶことができない巨大な赤血球の塊が起こす貧血です。葉酸とビタミンB12は赤血球のDNAの合成に欠かせない栄養素で、不足すると赤血球が正常に生成されなくなります。以前は原因がわからず、悪性貧血といわれていましたが、葉酸とビタミンB12が不足していることによる貧血と解明されました。
青汁は巨赤芽球性貧血を予防するための栄養素、葉酸とビタミンB12が豊富に含まれているため、補給不足による発症を防ぐことができます。また、もし発症している方も青汁を飲めば葉酸とビタミンB12の補給ができるので巨赤芽球性貧血を改善できます。

溶血性貧血

溶血性貧血は赤血球の膜が破れて壊れることで起こる貧血です。原因は生まれ持った遺伝子レベルのものや細菌の感染、活性酸素の反応によって膜が破壊されるなど様々あります。活性酸素の反応が原因の貧血であれば、青汁に含まれるビタミンEの働きで活性酸素は抑えられるので赤血球の膜は守られ、溶血性貧血を改善できる可能性があります。

自分がどの貧血を起こしているかは病院などで検査してみないと正確にはわかりませんが、青汁を飲むことで多くの貧血を予防・改善できます。貧血でお悩みの方は青汁を飲んでみてはいかがでしょうか。