さっぱり飲みやすい青汁ソーダでダイエット!

青汁の美容・ダイエット効果に注目して青汁を始める方が年々増えています。一方で、青汁の飲みにくさがネックになって青汁が続かず途中で投げ出す方もいらっしゃいます。青汁はビタミンやミネラル、食物繊維などさまざまな栄養素が詰まっているので美容や健康に効果を発揮しますが、効果が出るまで飲み続けられない方がいらっしゃるのも事実です。そんな飲みにくい青汁でダイエットを試みている方におススメなのが「青汁ソーダ」です。水の代わりに炭酸水で青汁を割って飲むこの方法は、青汁が飲みやすくなる上、炭酸水のもつダイエット効果がダイエットをさらに促進します。この記事では青汁のダイエット効果を高める青汁ソーダを説明します。

青汁ソーダのダイエット効果は高い

ダイエットはカロリーの摂取量を抑えるだけでは、十分な効果がないばかりか、身体に必要な栄養量が減って健康に害を及ぼす危険性がありおススメできません。しかし、青汁に含まれている栄養素には、カロリー摂取を自然と抑える作用や、身体の機能を高めて新陳代謝を高める作用など、カロリーの摂取と消費それぞれに作用するものがあります。つまり、青汁を飲むことで健康的にダイエットをすることができます。
また、炭酸水も消費エネルギーを増やす作用や腸内環境を整える作用があり、ダイエットに効果的です。ここでは青汁と炭酸水がダイエットに与える影響を説明します。

青汁のダイエット効果

食物繊維

青汁には食物繊維が豊富に含まれていますが、この食物繊維はダイエットに効果的な以下の作用を持っています。

  • 腸内環境を整える作用
  • デトックス効果
  • 満腹中枢を刺激する効果
腸内環境を整える作用

青汁に含まれる食物繊維を摂取すると善玉菌が食物繊維を食べて増殖したり、腸の蠕動運動を活発化させたり、硬い便を柔らかくしたりして腸内環境が改善され、栄養の吸収がスムーズになります。栄養の吸収が早くなるとカロリーの吸収も増えると思っている方がいらっしゃいますが、反対に栄養の吸収が増えるとカロリーの消費が大きくなります。栄養の吸収がスムーズになると身体全体に行き渡る栄養量が増えます。すると体中の内臓や細胞が活性化して新陳代謝が良くなって消費エネルギーが増えます。この効果によって健康的にダイエットができるのです。健康と減量は切っても切れない関係で、健康を無視してダイエットだけをしようとすると、無理をするので身体を壊してリバウンドするリスクが高まります。しかし、青汁を飲んで健康増進して消費カロリーを増やすようにすると、体質が痩せやすい身体に変わり、自然とダイエットができるようになります。

デトックス効果

健康と美容に大きくかかわる効果にデトックス効果があります。デトックス効果とは毒素や老廃物などの不要物を身体から排泄する作用のことです。食物繊維は胃液や腸液で消化されることなくそのまま排泄される成分で、排泄されるまでに腸内の老廃物やコレステロールなどを吸着して便と共に排出されます。この作用によって老廃物が発する毒素やコレステロールが血液に流れることがないので、内臓の機能は落ちることなく活発化して、血液はサラサラになるので血行が良くなって血液の巡りが良くなります。血行が良くなると新陳代謝はアップしますし栄養の供給もスムーズになるので、ダイエットのサポートとなります。

満腹中枢を刺激する効果

食物繊維は水分を吸収して膨張する作用があるので、食前に青汁を飲んで胃に食物繊維を入れておくと満腹中枢が刺激されて食事の量を減らすことができます。ダイエットのために無理して食事制限をする方がいらっしゃいますが、ストレスは身体に悪いのでおススメできません。食前に青汁を飲めば無理をすることなく自然に食事の量を減らせるので、ダイエットをしているというツライ思いをせずにダイエットができたという方もいらっしゃいます。

ビタミン

ビタミンのダイエットへの効果を説明すると、ビタミンは摂取した栄養をエネルギーに変える働きがあるので、もしビタミンが不足するとエネルギー代謝がスムーズに行われません。代謝が悪い身体になると自然と新陳代謝が低下して、「痩せにくい身体」になってしまいます。また、ビタミンは種類によって代謝する成分が違うので、網羅的に摂取しなければ効果が発揮されません。青汁を飲めば満遍なくビタミンを摂取できるのでダイエットにおススメです。

また、青汁に含まれているビタミンCやEは抗酸化作用があるので、血液中のコレステロールが酸化して過酸化脂質となり、血管壁に溜まってしまうのを防ぎます。 動脈硬化の予防になりますし、血行が良くなりダイエットにも効果があります。

炭酸水の効果

消費エネルギーがアップ

炭酸水は、飲むと血液中の二酸化炭素の量が増えます。血中の二酸化炭素の濃度が増えると酸素不足状態になり、身体は酸素の濃度を増やそうと血流を促進したり、血管を広げたりするようになります。すると身体の中の内臓は活性化して新陳代謝のアップにつながります。

満腹中枢を刺激する

炭酸水を飲むことで炭酸の特徴である炭酸ガスが胃の中で発生し、膨張させます。これにより満腹中枢が刺激されることで食欲を抑制することができます。ダイエットで難しいことの1つは食べる量を減らすことですが、炭酸ガスによって食欲を抑えることができればダイエットのサポートになります。

青汁と炭酸水はお互いのダイエット効果を最大限発揮できる

ダイエットは摂取カロリーを減らすことが必要ですが、青汁なら低カロリーなので飲むことに抵抗がありません。炭酸水に至ってはカロリーがありません。この2つを混ぜて飲んでもカロリーを心配する必要がありません。青汁は苦みやニオイがあって飲みにくい飲み物なので、牛乳や豆乳を混ぜて飲む方がいらっしゃいます。ダイエットでなければ味をまろやかにしてくれる乳製品はありがたいですが、ダイエット中はカロリーが気になります。しかし、炭酸水ならカロリーがないので気楽に使うことができます。
また、炭酸水なら青汁の成分を破壊することがないので、栄養バランスに変化はなく栄養補給の邪魔になりません。青汁に含まれているビタミンB群やCをそのまま摂取できます。ただし、ビタミンの上手な摂取にはコツがあり、誤ると十分に摂取できません。ビタミンB群やCなど熱に弱い性質のものがあるので、熱湯で溶かしたり、加熱したりすることは控える必要があります。

青汁ソーダは飲みやすさでもおススメ

青汁は薬ではないので飲んですぐに効果は現われず、ずっと飲み続けていないといけません。個人差はありますが数か月は飲まないと実感はないことがほとんどです。青汁は普段の食事で不足しがちな栄養素を補給することで、身体の土台を整えるのに効果を発揮します。青汁のダイエット効果は腸内環境が整ったり、内臓や細胞が活性化したりした後に現われます。青汁を飲めば摂取した栄養素が実感として見えなくても身体の中で作用しています。変化を感じるまで気長に飲み続けてください。

青汁に炭酸を加えて青汁ソーダにすれば飲みにくい青汁が飲みやすくなります。青汁は毎日飲み続ける健康食品ですので、飲みやすくなる意味は大いにあります。
青汁は苦みやニオイが強い飲み物ですが、炭酸を入れると刺激が加わって苦みが軽減されます。「青汁を水だけで飲むのはマズくて嫌だけど、牛乳もカロリーが気になって飲めない」そんな方は爽やかな後味の青汁ソーダはいかがでしょうか。

炭酸の刺激が苦手な方でも、強めの炭酸が飲みたい方でも自分で炭酸水の分量を調節することで炭酸の濃度を自由自在に変えられるので、自分好みの青汁ソーダを作ることができます。また、自作の青汁ソーダにレモンを加えれば青汁レモンスカッシュにもできますし、甘味を加えたい場合ははちみつやオリゴ糖を入れることもできます。青汁は工夫次第で飲みやすく、健康や美容に良くダイエットもできる健康食品に変わります。

青汁ソーダを作る場合の注意点

青汁ソーダは作るときにいくつか注意すると良い点があります。

シェーカーを使わない

炭酸水を使う青汁ですので当然ですが、シェーカーは使えません。普通の青汁を作るときに専用のシェーカーで混ぜている方もいらっしゃるかと思いますが、青汁ソーダでは振ってかき混ぜると泡が噴き出るのでできません。炭酸水を直接入れてスプーンで混ぜると、十分に混ぜられないためダマが残った青汁になってしまいます。そこで、青汁の粉をかき混ぜるときの工夫として、いったん少量の水で粉末を解いてから炭酸水を入れる方法がおススメです。少量の水で1度ほぐすことで、炭酸水を入れたときに拡散するようにします。この際熱湯の方が溶けやすいと思ってお湯でかき混ぜるのは避けてください。青汁に含まれている熱に弱いビタミンや酵素などの栄養素が失われてしまいます。必ず水で溶かすようにしてください。

健康やダイエットを考えるなら、炭酸水にもこだわりを

今は自宅で手軽に炭酸水が作れるのでご家庭で炭酸を作っている方は大丈夫ですが、市販の炭酸水を購入して青汁ソーダを作る方は炭酸水にもこだわってください。炭酸水の中には砂糖などの糖分が含まれているものがありますが、健康やダイエットを考えている方にはおススメできません。青汁を飲んでせっかく野菜の栄養を摂取しても糖分を摂取すると代謝に必要なビタミンB群が消費されるので、せっかくのビタミン摂取が少し無駄になります。また、カロリーも増えるので、ダイエット効果にも影響が出ます。青汁ソーダの効果を最大限発揮させるのであれば、炭酸水にもこだわってみてください。

青汁ソーダは続ければ続けるほど健康的にダイエットができる

前項で説明しましたが、青汁と炭酸水は両方ともダイエット効果があります。青汁は栄養価が高く健康的にダイエットができるが飲みにくいという弱点があり、炭酸水はダイエット効果はあるが、水なので栄養がなく他で栄養を補給しなければならない弱点があります。しかし、この2つが合わさるとお互いの弱点を打ち消し合って、栄養をしっかりと摂りながらダイエットができる青汁ソーダに変わります。また、消費エネルギーがアップしたり食欲を抑制したりする効果は両方ともにあるので、相乗効果でよりダイエット効果を高めます。

何よりも、青汁ソーダを飲み続ければ基礎代謝をアップさせるのがダイエットをする方には魅力です。基礎代謝とは何もしなくても生命を維持するのに使われる最低限必要なエネルギーのことですので、基礎代謝が上がるということは痩せやすい身体に変わるということです。青汁ソーダは飲みやすい工夫がしやすく続けやすいので、青汁ソーダでダイエットをしてみてはいかがでしょうか。